オート信州の店長小林です。
先日、珍しい車両のメンテナンスをしました。
コレです!!
免許を返納しても乗れる4輪車
そう、その名は「セニアカー」SUZUKI製です。
私が子供の頃より大変お世話になっている
お客様より「中古のセニアカーないかなぁ~」と
依頼を頂き、偶然にも知り合いの中古車屋さんに
眠っていたスズキのセニアカーを譲って頂ける事に。
でもタイヤとバッテリーがダメだからねーと言われ
現車確認に行くと、確かにタイヤはツルツル(^^;
スズキパーツセンターに問い合わせると、純正部品で
取寄せ可能でした。
という事で、タイヤとバッテリー交換する事に。
まずはジャッキアップして、タイヤを外します。
外すと意外と重量がある事に気が付きます。
ホイールを外すと、その理由が分かりました。
チューブの代わりに、ウレタンが充填されてました(^^;
何でもパンクレスタイヤとの事。
なるほど~
チューブやチューブレスタイヤは、穴があいたら
空気が抜けてペチャンコになりますが、これなら
つぶれませんね(^^)
でも、ホイールを組込むのに少しコツが必要で
1本目は少し時間を要してしまいました。
新品はバリ溝!!
正直言いますと、WRXの18インチタイヤ組換え
バランス作業のほうが早く終わりますw
続いてバッテリー交換ですが
シートしたのカバーを外すと、12Vバッテリーが
2個使われているのが分かります。
直列に接続されているので24Vで動かしていました。
こちらも新品のバッテリーにサクッと交換。
外したバッテリーに温度センサーが貼り付け
されていましたので移設しました。
バッテリー端子も、外したついでに磨いてピカピカに♪
タイヤに比べて交換作業はスムーズに完了して
昨日、無事に納車になりました。
初めてセニアカーをメンテしましたが、スピードは出ませんが
トルクがとても大きいので、改造して遊べないかメカニックの
飯島と二人で妄想してしまいましたw
リヤタイヤに塩ビ管の輪切りを装着してドリフトマシンに
するとか・・・
デフを直結にしてみるとか・・・
想像力が豊かな2人でしたw
明日は定休日となりますので
宜しくお願い致します。