オート信州の店長小林です。
台風の影響が少なくて良かったと思っていたら
昨日、長野市上野で火災が発生して13棟も
類焼していまったそうで・・・
火事の大変さは、弊社も身をもって体験してますので
火災に合われた方には、お見舞い申し上げます。
先週の木曜日に、幕張メッセで開催されていた
オートモーティブワールド2022の続きです。
4本足で自動歩行する犬型のロボットがデモをしてました。
画像認識して起伏に富んだ地面や、階段の昇降も可能で
ルンバみたいに自動で充電ドックへ戻って、充電したり
送信機にリアルタイム画像を伝送したりと、陸上版の
ドローンですね。
災害時の救助や人間が入り込めない環境時に期待されて
いるみたいでした。
フォークリフトも自動運転の時代。
工場内での運転を無人化。
配送センターでは、無人化されたロボットが実際に
可動しているそうですが、ロボット達のお陰でネットで
オーダーしてから配送までの業務が、スピーディーに
なったという事ですねー
それから今回の目玉の一つは、車を丸ごとCTスキャンして
内部構造を高精度なデーターとして可視化出来るソフトです。
写真はテスラモーターの最新車種モデルYです。
これだけの細かい構造データーを、VRゴーグルを使い
立体的にあらゆる角度から確認する事が可能です。
様々な角度での輪切りにした画像や、パーツごとの部品図や
ハーネス等も、車輛取付状態が分かるので配線をたどる
作業もVRの世界で簡単に確認可能です。
近い将来、メカニックや板金スタッフがVRゴールを
装着しながら作業する時代が来る予感がしました(@@)
それから、なかなか手にする事が出来ないテスラモーターの
ドライブユニットやバッテリークーリングシステムの現物が
置いてあり、気軽に手に取って見る事が出来ました!
写真はモデル3のドライブユニットケースの一部です。
しっかりとテスラマークが刻んでありますね。
アルミ製なので意外と軽いです。
ドライブユニットには大きな基盤が入っているのですが
半導体がギッシリ!!
バッテリーは水冷式で、電動ポンプを使って循環させていますが
タコ足の様に小さな配管に分かれていました。
樹脂成型されたものでしたが、クーラント洩れたら
修理大変そう・・・
中国で発売されている五菱製の格安(50万円位)EVの
インバーターやバッテリーも展示してありました。
テスラモーターと比べてはいけない価格帯ですが
少しシンプルな構造ですね。
でも50万円台(今は円安でもっと高いと思うが)で
これだけの商品が発売できる中国は、凄いとしか言えません。
気になる方は、下記サイトで。
「45万円で9.3kWh〜中国の電気自動車『宏光MINI EV』」
自動車業界、何処へ行ってもEV(電動化)の話ばかり・・・
オート信州はEVの勉強もしつつ、減りゆくガソリンスポーツを
私が仕入れ販売が出来るまでは、頑張りたいと思います!
明日は定休日となりますので
宜しくお願い致します。