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11月 28

ジムニー(JB23W)の持病

こんばんはー

 

 

 

オート信州の飯島です。

 

 

 

今回はジムニー(JB23W)のナックルの

オーバーホール作業のご紹介。

 

 

ジムニーは悪路を走破するために必要な堅牢さを手に入れるため

トラックなどと同じラダーフレームを採用している珍しい車で

それにより一般的な車とは構造が異なる部分が多くあります。

 

 

外から見るとパジェロミニ(モノコック)とかと同じ雰囲気を纏いますが

根本から違うんです。実はスペシャルなんです。

 

 

 

ただ、自動車で『独特な構造』ということは、すなわちその部分は壊れやすい

ということ、、、。

 

 

 

 

 

 

 

今回はキングピンベアリングのガタにより

アクスルシャフトのオイルシールが破損し、

デフオイルがナックルから漏れてしまっている

個体のジムニーを直します。

 

 

 

 

 

 

錆とグリスとデフオイルをブレンドしたドロドロが

大量に出てきました。(すごく汚い)

 

 

 

 

 

こちらはキングピンベアリング。

長い年月を経てチョコレート味に変化しているのがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

これらをすべて外してダメなところは交換。

その他は分解して清掃したのち給油して組み付けを。

 

 

 

 

 

 

交換後はするするとハブが回るようになり

キングピンのガタももちろん無くなりました。

 

絶好調!

 

以上ジムニーの持病修理でした~。

 

 

それでは明日も皆様のご来店、お待ちしております。