Daily Archive: 2023年10月4日

10月 04

バックカメラ修理(メルセデスS205)

 

 

オート信州の店長小林です。

 

 

暑い暑いと思っていたら、朝晩の冷え込みが

 

 

急激過ぎてビックリですねー

 

 

慌てて掛け布団を出しました。

 

 

寒暖の差が大きいと体調を崩しやすくなりますので

 

 

気を付けないといけませんね。

 

 

メルセデスC200(S205)に乗られている

 

 

K様より、バックカメラが突然映らなくなったとの事で

 

 

修理でお預かりました。

 

 

 

 

セダンのW205はトランクからボディに接続されている

 

 

カメラ配線が良く断線する事があるらしいのですがワゴンの

 

 

S205はバックドア。

 

 

ボディ本体からバックドアに繋がっている配線が

 

 

断線していないか念の為チェック。

 

 

 

 

特に異常は見られなかったので、カメラ本体の確認です。

 

 

普段は収納されている純正のバックカメラ

 

 

 

 

シフトレバーをリバースに入れた時にだけ

 

 

カメラが飛び出してくる仕組み。

 

 

 

 

という事は、カメラに繋がっている配線も一緒に

 

 

動くという事なので断線しそうな箇所を調べてみます。

 

 

 

 

まずカメラをバックドアから外します。

 

 

 

 

パッと見た感じでは分からなかったのですが

 

 

配線を1本ずつ引っ張ってみると、赤い線が簡単に

 

 

抜けてしまいました(^^;

 

 

 

 

抜けたと言うよりは、切れました。

 

 

断線ですねー

 

 

 

 

配線を調べると、電源線です。

 

 

接続出来るか分かりませんが、とりあえずカメラ部だけ

 

 

取り外して自分の机の上でじっくりと観察してみます。

 

 

 

 

かなり根元で切れています

 

 

 

 

このままでは接続する事が難しいのでカメラを分解して

 

 

中の基盤からの配線に期待します。

 

 

 

 

と思ったら!

 

 

あらら残念・・・

 

 

基盤からの配線がなく高級なメッキしてあるコネクターw

 

 

K様に状況を連絡して新品交換の見積りを伝えたのですが

 

 

カメラだけで約10万円!

 

 

そこに工賃が追加されますので流石は世界のメルセデス

 

 

高級です。

 

 

何とか修理出来ないかなぁと相談されて

 

 

「ダメ元で修理してみますね!」

 

 

と言ってしまったが・・・

 

 

色々と検討した結果、カメラ入り口の金属部分を

 

 

少し削り取り配線の被覆を剥いて中の銅線を出します。

 

 

 

 

そしてハンダを使い結線。

 

 

 

 

熱収縮チューブで保護します。

 

 

 

 

他の配線も根元で断線しない様に補強します。

 

 

 

 

カメラをバックドアに取付して動作チェック。

 

 

 

 

無事に映りました!

 

 

純正バックカメラ配線の取り回しや、配線が通る場所を

 

 

少し調整してカメラが動いても配線に負担が少なくなる様に

 

 

チューニングさせて頂きました。

 

 

耐久性は分かりませんが、次回の故障時には新品交換を

 

 

お薦め致します。

 

 

久し振りに店長の作業ブログでした。

 

 

 

明日は定休日となりますので

 

宜しくお願い致します。